ハートサークル - 悩みを持つ人のための交流相談サイト

コラム

正しいリストカットの方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

まず、この記事はリストカットを推奨するものではありません。現在進行系で、リストカットをしていない方は、おそらくこの記事は読まない方が良いでしょう。現在リストカットをしていて、やめたい、やめた方が良いのか迷っている人。もしくは、周囲にリストカットをしているお友達や恋人がいて、どう接したら良いのか分からない人には、読んでいただきたい記事です。

リストカットの手順その1 – 道具を用意する

・刃物(カミソリ、カッターなど)
リストカットをする際の刃物は、できればリストカット専用にしましょう。リストカットをする前に、必ずアルコールや熱湯で消毒をして、刃物を清潔にしましょう。錆や汚れのある刃物は使ってはいけません。傷口が化膿する恐れがあります。

・処置用のティッシュ、ガーゼ、包帯、ワセリン、ラップなど
リストカット後に、速やかに応急処置を行えるよう、そのための道具も事前に用意しておきましょう。

リストカットの手順その2 – 切る部分を清潔にする

刃物を清潔にするのと同じように、傷口に雑菌が入らないように切る部分も事前に綺麗に洗っておきましょう。

リストカットの手順その3 – リストカットをする

リストカットをする上で、最も気をつけなければいけないことは、深く切り過ぎて神経や静脈を傷付けないようにすることです。実際は、故意に深く切るということは、怖いのでそうそうできません。ただ、自暴自棄になったときなど、そんな恐怖心も吹っ飛ぶくらいに、切りたい欲求が上回る場合があります。そんな心境のときに、深く切り過ぎないようにと注意することは難しいので、普段から深く切り過ぎない癖を付けましょう。

現在進行形で、深く切ってしまう癖がある人は、腕の外側(手首とは逆側)や二の腕を切るようしたら良いかもしれません。

リストカットの手順その4 – 止血と処置をする

1、傷口をティッシュなどで抑えて止血する
2、傷口を水道水で洗う
3、傷口にワセリンを塗布する
4、傷口を覆えるサイズに切ったラップを傷口に貼る
5、傷口をラップの上からガーゼや包帯で覆う
6、テープなどで固定する

処置後、最低でも1日1回は交換(1〜6を繰り返す)しましょう。湿潤療法(しつじゅんりょうほう)で調べていただけたら、もっと詳しい手順が出てきます。

リストカットの手順は、以上になります。

リストカットをやめたいと思っている人へ

リストカットをやめられるなら、勿論それに越したことはありません。ただ、無理をしてでもやめた方が良いのか?と聞かれたら、無理をしてまでやめる必要はありません。何故なら、リストカットがあなたの唯一の心の逃げ道になっていた場合、それを断ってしまうことは、非常に危険だからです。

少しの間、切ることを我慢できたとしても、いつかは我慢も限界に達するかもしれません。限界に達したら、その反動で今よりも深く切るようになってしまうかもしれませんし、もっと酷い事態になってしまうかもしれません。そもそも、”リストカットだけ”をやめたとしても、その原因となっていることは解決しませんよね。

一番良いのは、他に発散できることを見つけたりして、自然にやめられることです。

周囲にリストカットをしているお友達や恋人がいる人へ

お友達や恋人がリストカットをしていたら、やめて欲しいですよね。リストカットは良くないことだ。それは、当の本人も勿論知っています。ただ、それでもリストカットをするのには、それなりの理由があります。本人がその理由を分かっている場合もあれば、どうしてこうなってしまったのか、その原因が分からない場合もあります。

ですので、『リストカットなんてしちゃダメ!』というのは、リストカットをしている人へ、最も言ってはいけない言葉です。『どうしてこんなことしたの?』という質問も、人によっては良くない場合があります。自分でも理由が分からない場合や、話したくない場合など。

では、どう接したら良いのかというと、それは本人を認めてあげることかと思います。たとえリストカットをしていても、冷やかしたり、嫌いになったりはしないよ、と。あとは、深く切りすぎないように、とだけ注意してあげてください。

死ぬためじゃなく、生きるために切る

最近は減ったように思えますが、『リストカット=自殺』と結び付けてしまっている人は、まだまだ存在します。リストカットをしている人の多くは、本当に死にたいとは思っていません。むしろ、生きたいと思っています。上記でも書いたように、これが無理にリストカットをやめたり、やめさせてはいけない理由です。

リストカットをすることのリスク

肌に傷を付けるのですから、当然傷跡が残ります。傷が浅かったり、適切な処置をすれば傷跡は残らない場合もありますが、殆ど残ると思っていた方が良いです。例えば、腕にリストカットの傷跡があると、次のようなリスクが考えられます。

・半袖が着れなくなる
・温泉やプールに行きづらくなる
・見た人から冷やかされることがある
・腕を出す職業(特に接客業)に就けなくなる
・深く切り過ぎて神経や静脈を傷付けた場合、命に関わったり、障害が残る可能性がある

今現在はリストカットをしていないが、してみようかと一瞬でも考えたことがある人は、これらのリスクがあることを頭に入れましょう。ただ、それでも私は、今現在リストカットをしている人に、無理にやめなくても良いと言う理由は、上記のリスクよりも、何より”命”が大事だと考えているからです。

最後に

この記事を公開しようかどうか、凄く迷いましたが、1人でも多くの人に、リストカットに対する理解を深めて欲しいと思い、公開しました。リストカットで悩んでいる人が身近にいたら、どうかこの記事を教えてあげて貰えると嬉しいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加